とても嬉しいことがあった
ただ 表現によっては侮辱したとも受け取られかねないので躊躇していたのだが…
でも 本当に嬉しかったので誤解を恐れず 書くことにする
今から 4日前のことになるが
湯布院での試合後 Nさんが「今日初めて聞いたけど牧君 怪我は大丈夫?」と心配顔で訪ねてきてくれた
実は このNさんのところとは忘れられない思い出があるのだ
ラグビーは初心者で おまけに 一人暮らしをしている息子さんのY君が初めて脳震盪をおこしたとき…
ふらふら状態だったので心配になり そのままにしておけず私が我が家に連れて帰り 一晩泊めたことがあった
そのとき 今にも死にそうな状態だった子が 安心したのか 忽ち眠り込み 一時間ほどしたらムクッと起きて 遅い夕飯をパクパク食べ・・・
ラグビー未経験者の本人はもちろんショックであったろうが ラグビー経験者の私にとっても その姿にはカルチャーショックを受けたのだ
二年前のことだから 正確には思い出せないが
「そんなにキツイのか?」と思ったのか・・・!? どうなのか・・・!?
何はともあれ
息子と同じクラスだったこともあり その後もずっと気にかけて見ていた
そんなY君が いろいろと怪我をする度に親のNさんは心配してきた
今となっては笑い話しだが 一度なんかは ドクターの診断に心配のあまり気絶したこともあったくらいだ
しかし 今回 息子の診断結果をドクターから聞いたとたん やはり家内も冷や汗が出て気分が悪いと言い出し ベッドを借りて横になってしまった
家内はそのとき「あっ、Nさんと一緒だ」と思ったそうだ
その事を話したらNさんは笑って「牧さんはいいわよ 私なんか倒れて頭打ったんよオ〜」と言いながら「これお見舞い!」「何がいいか迷ったけどやっぱ牧くんにはこれかな〜と思って」とスーパーの袋を差し出してくれた
中を見たらなんとステーキが3パック入っているではないか!
その中身を見た家内が すかさず言った
「超目玉って書いてる〜!!1パック450円!!」
その後3人で大笑いをしたのだった
かくしてその日の夕食がステーキだったことは言うまでもないが ずっとこの1週間 息子より家内の方が落ち込んでいたので Nさんの気遣いには感謝している
超目玉の肉が 最上級の肉になり とてもうれしかった
まだまだ他にも 励ましてくれたり いい病院を探してくれたり とみなさんが心配してくれている
大先輩のOBは 毎日のように電話を掛けてきてくださるし
今日などは 私が現役で1年のときの3年の先輩(現在は息子の後輩の親)であるYさんが 心配と激励 のメールをくださった
ありがたいことだと 心から感謝している